gur(:)nは日本語読みで『グルン』と読みます。その音の響きから巻き込む、回る、または人や物や時間を引き込む、というような意味を持ちます。
gur(:)nは1993年に美術大学の学生によって結成された、アートグループです。
その企画(プロジェクト)ごとに表現方法を検討し、「時間を持つ空間」を意識した空間作品を発表していくことを目的としています。
私たちはこれまで、ライブ・アート、パフォーマンス作品からインスタレーションまで、その表現方法にこだわらず、作品を発表してきました。
『1400000』(1995年)は、卒業プロジェクトとして企画・構成された舞台作品で、パフォーマー(人間)ではなく舞台上に登場するオブジェ(道具)が主役となるよう構成されました。
プラスティック製の列車が、設置された空間(インスタレーション空間)に登場する作品『FEVER FEVER FEVER』(1996年)は、時間と共に移行していく音と光をともなった(人形劇のような)インスタレーション作品です。
パフォーマンス作品としては、1998年以来、様々な屋内・屋外の公共の空間で何度か発表されている『かく』(1998年‐)があります。この作品は『かく』というシンプルな行為のみを用いながらも、強い印象を多くの人々に与えてきました。
gur(:)nは、人間の動作(台詞や肉体表現)による表現より、視覚空間全体による表現を重視しています。パフォーマーは、オブジェや音・光といった空間を構成する他要素と同様にイメージを視覚化するもののひとつとして用いられています。私たちは、作品を体験しているその空間と時間、雰囲気こそが最も重要であると考えています。
今後も、様々な環境(公共空間を含めて)でのインスタレーション>メディア、パフォーマンス>メディア作品を発表していく計画です。
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